Apple Developer Program とは?

はじめての電卓アプリをMonacaでビルドしようとしたときに、

Apple Developer Programに登録されたデベロッパー証明書とDevelopmentプロビジョニングプロファイルが必要です。

と言われ、ビルドできなかったので調べてみた。

Apple Developer Program
https://developer.apple.com/jp/programs/

Apple Developer Programとは、Apple社が提供している開発者向けのツールや権利などをまとめたもので、
・個人登録で、11,800円/年
・iPhoneアプリ(iPadやAppleWatchなども)のビルドができる
・AppStoreでアプリ公開・配布するために必須
・ベータ版OSが利用できる(開発・テストのため)
などが含まれている。

Monacaに表示されたデベロッパー証明書もこのプログラムに登録して取得するもの。

なお、今月(2020年4月)以降、AppStoreに公開するアプリは全て上記プログラムに含まれるIDEのXcode11を使ってビルドする必要があるとのこと。

https://developer.apple.com/jp/app-store/submissions/

そして、Xcode11には、macOS Mojave 10.14.3以降が必要(Windowsには対応していない)。

現在のmacOSの最新バージョンは、2019年にリリースされたCatalinaで、Mojaveはその1つ前の世代。macOSは、サポート対応機種モデルがあるので、OSのバージョンだけでなく、Macが対応しているかも把握しておく必要がある。

ちなみに私のMac(既に文鎮化)、MacBook Air(Mid2011モデル)はMojaveの時点で当然のように対象外!まぁ対象だったとしても、動かないだろうけど・・・。

というわけで、iPhoneのアプリを公開・配布しようと思ったら、このApple Developer Programに登録し、かつ新しいOSが動いているMacでビルドし、公開審査を受けないといけない。

11,800円は問題ないとしても、Macも買い直すというのはなかなかだなー。自分の未来への投資と思えば良いけど、Windowsも含めPCがほとんどいらない時代になってきているからね。。。そう考えると、iPad Proくらいのスペックと周辺機器があれば、iPad Pro用のXcodeが出ると、最高なのかもしれないね。

社内のアプリ開発部門からMacが必要だから用意してほしい、と言われた理由がやっと分かった。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました